研究課題/領域番号 |
16K17894
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
綱島 亮 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (70466431)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ポリオキソメタレート / 電気物性 / 構造・機能材料 / 電子・電気材料 / ナノ材料 / 分子性固体 |
研究成果の概要 |
混合原子価にあるPMo(V)2Mo(VI)10O40アニオンについて、対カチオンの大きさを替えながらクラスター間距離を制御し、直流電気伝導度がクラスター間距離とともに指数関数的に減少することを明らかにした。また、同型同価数であるが最高原子価にあるSiMo12O40との混晶を作製し、電気伝導度は混合原子価化合物の方が2桁以上大きくなることを見出した。混晶について、混合原子価POMの割合が増加するに従い電気伝導度も上昇した。以上から、POMの電子状態はマクロスコピックな電気伝導性に大きな影響を与えることを導いた。
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