研究課題/領域番号 |
16K17916
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
下元 浩晃 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 講師 (40625597)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高分子合成 / 遷移金属錯体 / 立体構造 / 精密重合 / ジアゾ酢酸エステル / C1重合 / 立体特異性重合 / リビング重合 / 制御重合 / 遷移金属触媒重合 / パラジウム / ジアゾ化合物 |
研究成果の概要 |
本申請研究では、遷移金属錯体を用いたジアゾ酢酸エステルの重合においていまだ達成されていない(i)リビング重合可能な開始剤系の開発と(ii)立体特異性重合可能な開始剤系の開発を目標として研究に取り組んできた。種々の検討の結果、立体構造の比較的制御されたポリマーを与える新規Pd開始剤系の開発に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ジアゾ酢酸エステルをモノマーとする重合によって、すべての主鎖炭素上に置換基を有するポリ(置換メチレン)を合成することができる。本研究の結果、これまで困難であったポリマーの立体構造を比較的制御できるようになった。本結果は、この重合法の一般性を高める成果であり、今後はより優れた高分子材料開発に向けた応用展開が期待される。
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