研究課題/領域番号 |
16K17938
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
|
研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
石塚 匠 宮崎大学, 医学部, 助教 (50700085)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 四重鎖構造 / 核酸 / ヒトテロメアRNA / 化学修飾 / 19F-NMR / フッ素 / グアニン / ヒトテロメアDNA |
研究成果の概要 |
本研究では、テロメアRNAが関与する特殊な四重鎖構造の解析を可能とするフッ素基を応用した化学修飾法の開発し、テロメアRNAの高次構造に関する新たな知見を得ることに成功した。具体的には、アフリカツメガエルの卵母細胞を用いた細胞環境下におけるテロメアRNAの高次構造は、四重鎖構造の形成に加え、二量体が優先的に形成することがIn-cell 19F-NMRにより明らかとなった。さらに、テロメアRNAとテロメアDNAの分子間の特殊な四重鎖構造の形成を19F-NMRにより簡便に検出し、従来法では観測できない熱安定性についても明らかにした。
|