研究課題/領域番号 |
16K17953
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
朱 慧娥 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (70754539)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Bottom-up method / Ferroelectric polymer / Semi-conductive polymer / Non-volatile memories / Spin valves / Langmuir-Blodgett / Polymer blends / Semiconductive polymer / Nonvolatile memories / polarization / memory / polymer blends / Ferroelectricity / Polymer ferroelectrics / Nanosheet / Non-volatile memory |
研究成果の概要 |
本研究では、ラングミュアーブロジェット(LB)法を利用して分子レベルで強誘電性高分子ポリフッ化ビニリデン(PVDF)の機能性単分子膜の作製に成功した。特に、PVDF/半導体高分子のハイブリッドナノシートを様々な混合比で数ナノスケール精度で構築した。PVDF相の結晶相はほぼ100%の強誘電相であることを示した。PVDF相に由来する残留分極を利用して半導体相の電荷移動を制御し、抵抗スイッチングに基づく有機不揮発性メモリを実現した。一方、PVDFナノシートは、有機トンネル障壁層としてスピンバルブデバイスにも適用された。室温付近(300K)で磁気抵抗比が2.5%を超える結果を世界で初めて報告した。
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