研究課題/領域番号 |
16K17963
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
山田 修平 近畿大学, 分子工学研究所, 助教 (00615932)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ポリペプチド / ネットワークポリマー / アミノ酸 / ウレタン / 炭酸ジフェニル / エラストマー / 架橋 / 蜘蛛糸 / ポリリジン / 重縮合 / ウレア / 高分子合成 |
研究成果の概要 |
本研究では蜘蛛糸の構造をモチーフとする高分子の合成手法の確立を目指し、アミノ酸N-フェノキシカルボニル誘導体の連鎖重縮合を利用してポリプロピレングリコールおよびポリブタジエンのアミノ基末端から重合を開始することにより、種々のポリペプチド鎖を導入した。ポリペプチド鎖の化学構造がポリマーの力学強度に与える影響を明らかとなりポリペプチド材料の設計に有用な知見を得られた。さらに側鎖反応性を有するアミノ酸N-フェノキシカルボニル誘導体の合成に着手し、これら化合物の重縮合により得られる反応性ポリマーを利用する事で容易に重合後修飾が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
蜘蛛糸を構成するたんぱく質をモチーフとして、汎用に合成高分子に種々のポリペプチド鎖を連結させた高分子合成法を確立した。分子設計も非常に容易であるためポリペプチドの特徴である生体適合性・生分解性を付与した新規な高分子材料を設計する上で有用な手法になると期待される。
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