研究課題/領域番号 |
16K17968
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
辻 悦司 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (80610443)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 複合酸化物超微粒子 / 逆ミセル法 / アノード酸化 / ポーラス酸化チタン / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、逆ミセル内で合成した前駆体超微粒子をTiO2上に担持し、焼成することで5~10 nmのブラウンミラーライト型Ca2FeCoO5が形成された。TiO2に担持せずに焼成すると30 nm程度の微粒子に成長したことから、TiO2に担持することで焼成過程での前駆体の凝集、肥大化が抑制されることがわかった。また生成物のFe/Co比は原料溶液のFe/Co比により制御できることがわかった。フッ化銀を犠牲剤とした光酸素発生反応を行ったところ、1 wt% Ca2FeCoO5を担持することで酸素発生量が1.5倍に増加し、高活性酸素発生触媒であるCa2FeCoO5が助触媒として機能することがわかった。
|