研究課題/領域番号 |
16K17975
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
細貝 拓也 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 分析計測標準研究部門, 研究員 (90613513)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 励起状態 / 励起準位 / 光電子収量法 / パルスレーザ / 光電子放出 / 励起子 / 二光子吸収 / 光電子収量分光法 / 時間分解測定 / 有機半導体 / イオン化ポテンシャル / ペンタセン / 分子性固体 / 光物性 / 電子・電気材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、励起準位を簡易に計測する手法として、時間分解二光子光電子収量分光法(2P-PYS)を提案した。2P-PYSは高額な分析機器を使わずに、単純な電流計測で材料の励起一重項状態や三重項状態のエネルギー絶対値を決定を可能とする。 2P-PYS用の超低ノイズ電流計測装置と時間遅延光学システムを構築して、2P-PYSの原理検証実験を行った。フェムトアンペアオーダーのノイズ性能によって、有機半導体ペンタセン薄膜の三重項励起状態からの二光子吸収に由来する光電子放出を確認した。さらに2P-PYSに必要な光電効果の閾値エネルギー分光によるエネルギー絶対値の決定への課題を抽出した。
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