研究課題/領域番号 |
16K17999
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
井山 徹郎 長岡工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (00452087)
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研究協力者 |
片桐 健
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アディティブマニュファクチャリング / 3Dプリンティング / 傾斜機能材料 / 複合材料 / アディテブマニュファクチャリング / セラミック / 3Dプリンタ / 脱脂 / 機械工作・生産工学 |
研究成果の概要 |
3Dプリンティングに代表されるアディティブマニュファクチャリングによる最終製品の作製技術を確立することを目的として,熱溶融積層方式の3Dプリンタに用いる樹脂材料に50vol.%以上のセラミック粉を混合させたフィラメント材料を作製し,このフィラメント材料を用いて造形された造形体の機械的特性を明らかにした.造形体を熱的に脱脂,焼成することでセラミック焼結体を作製できることを確認した.3Dプリンティング時に造形体の充填密度を任意に制御することで焼結体は傾斜機能材料として作製できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
3Dプリンティングに代表される積層造形法(アディティブマニュファクチャリング)は,今なおその多くは製品の試作やモックアップ等にのみ使用されることが多く,最終製品の製造装置としては普及していないのが現状である。本研究では最も普及しているFDM方式の3Dプリンタを用いてセラミック体を成形する技術を開発したものである.本研究で得られた成果の社会的な意義は,従来は専用の金型などを使用しなければ作製できなかった複雑形状のセラミックスであっても安価な3Dプリンタを用いて作製することが可能であることを明らかにしたことである.
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