研究課題/領域番号 |
16K18001
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
難波江 裕之 東京工業大学, 工学院, 助教 (90757171)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アクチュエータ / 電磁力 / 変位拡大 / 駆動時間 / 電磁吸引力 / 変位拡大機構 / 電磁アクチュエータ |
研究成果の概要 |
変位拡大機構一体型電磁アクチュエータに関して,単純なフルストロークでの駆動時間に注目し,変位拡大率による影響を解析し,試験装置による実証を行った.また,単純な質量だけでなく,弾性や粘性の影響についても検討を行った.さらには,制御システムを含むアプリケーションの例としてインチワームについての検討を行い,アクチュエータがギャップを有することによりせん断変形を許容することを考慮し,波状のレールでの実験を行い有用性を示した.以上により,変位拡大機構一体型電磁アクチュエータにおいて,駆動時間から見た特性を明らかにするとともに,制御システム及びアプリケーションにおける可能性を示すことができたものと考える.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本アクチュエータの応用先は,一般に広く普及している製品の製造やこれからの発展が期待される技術に関わるものであり,このようなフィールドにおいて,従来の周辺機器や構造に対して容易に代用可能な優れたアクチュエータの出現は,世の中に,広くインパクトを与える大きなイノベーションもたらすことが期待できる.また,”電磁吸引力+変位拡大”という系の物理特性の解明は,機械力学や物理学といった基礎科学的見地からも有用な知見であると考える.
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