研究課題/領域番号 |
16K18044
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 茨城工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小沼 弘幸 茨城工業高等専門学校, 国際創造工学科, 准教授 (90520841)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | セルフベアリングモータ / 磁気浮上モータ / 磁気浮上ポンプ / 補助人工心臓 / ターボポンプ |
研究成果の概要 |
小児用埋込型補助人工心臓を実現するため,小型な磁気浮上モータ(セルフベアリングモータ)とそれを用いた磁気浮上ポンプの開発に関する研究を行った。小型化するためには,磁気浮上モータの磁気的特性とポンプの力学的特性を利用することが必要である。そこで,最小極数としたときの最適なステータの最小スロット数の検討,回転用コイルと浮上用コイルの統合,ポンプの軸方向流体力と磁気浮上モータの制御に起因する干渉力を利用した磁気支持制御の検討を行った。そして,小型な磁気浮上モータの空気中での磁気浮上回転に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小型な磁気浮上モータが開発できたことから小児用埋込型補助人工心臓の実現に近づいたと考える。この研究を通して,干渉力を利用した磁気支持制御の成果は,他自由度アクチュエータにも応用できると考えられる。また,小型な磁気浮上モータを開発できた成果は,磁気浮上モータ以外にも一般的なアクチュエータの小型化にも応用できると考えられる。このことから学術的にも社会的にも広く応用が期待され意義があると考える。
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