研究課題/領域番号 |
16K18063
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
平山 斉 鹿児島大学, 理工学域工学系, 助教 (60560109)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リニアモータ / スイッチトリラクタンスモータ / シミュレーション / 電流形インバータ / 推力脈動低減 / 基礎特性 / 推力脈動 / 搬送 / DSP / インバータ / 電気機器工学 / パワーエレクトロニクス |
研究成果の概要 |
省資源型で低コスト化が実現できるリニアスイッチトリラクタンスモータを用いた搬送用リニアモータの開発を目指し,実験システムの設計・作製,特性評価,シミュレーションモデルの構築,新たな駆動システムの開発を行った。 まず,定格速度1 m/s,定格推力50 Nの実験機と駆動システムを設計・作製し,設計通りに動作することを確認した。次に,実験および解析により本リニアモータの諸特性を明らかにした。また,回路解析と磁場解析を連携した高精度なシミュレーションモデルを構築した。さらに,高効率,高出力な運転に加え推力脈動が低減できる駆動システムを提案し,実験により実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
省資源・低コストなリニアモータとして期待されるリニアスイッチトリラクタンスモータにおいて,これまで基礎特性を評価したデータは少なかったが,本研究によりその特性を明らかにすることができた。これにより本リニアモータの優位性や改善すべき問題点が明らかになり,モータの開発にとって有用なデータとなる。また,高効率,高出力運転かつ推力脈動の低減ができる駆動システムの研究開発を行ったことで,駆動システムの開発技術の分野にも貢献できた。本リニアモータによって長短ストロークの両方を同一のリニアモータで駆動できる装置が開発できれば,搬送用リニアモータ市場への大きな貢献が期待される。
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