研究課題/領域番号 |
16K18067
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
稲森 真美子 東海大学, 工学部, 准教授 (70571222)
|
研究協力者 |
Ariffin Assyfa Binti
亀好 秀憲
島崎 好広
篠原 俊也
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 無線電力伝送 / 水中 / 伝送効率 / アンテナ / インピーダンス / 海中 / 電力効率 / 水中無線電力伝送 / 損失解析 / データ通信 / 無線通信 |
研究成果の概要 |
現在、海水中でAUV(Autonomous Underwater Vehicles)等に無線電力伝送による充電が考えられている。海水中での無線電力伝送として、本研究では海水中に直接コイルを設置する方法で実験を行う。しかし、この方法ではコイルを直接海水中に入れるため、海水の影響を直接受ける。そこでまず海水による無線電力伝送への影響を明らかにした。海水中で電力伝送実験を行い、伝送実験結果より損失解析を行った。またアンテナ間の伝達特性の変化を検討し、水中用無線電力伝送システムにおけるエネルギー伝送の高効率化を実現するシステムの検討および実証を行なった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海底調査に用いられる自律型無人潜水機(AUV)ではできるだけ短時間で電力供給およびデータ取得をすることが求められている。しかし、電気を長期的に供給するにはバッテリーでは限界がある. 一方,ケーブルを用いずに無接点または無線で電力を供給する無線電力伝送が注目を集めており、AUV等への充電方式として無線電力伝送を使うことが考えられている。 空中での無線電力伝送で使用されている無線電力伝送システムは空気中での使用を前提としたものであり、海水中での使用が考慮されていない。また、海水中では損失が増加する。本研究成果により、海中における電力伝送の影響を明らかにすることでAUVへの高効率な充電が可能になる。
|