研究課題
若手研究(B)
直流システムを宅内に適用する場合,機器の寿命や家族構成の変化などに応じてシステム構成を柔軟に変更できることが望ましい。そこで研究者らは,これまでに直流出力機器を自由に着脱できる直流用の分電盤を提案してきた。この場合,複数の変換器が分電盤に接続することから,変換器の負性抵抗特性によるシステムの不安定性が懸念となる。本研究では,この問題を解決するため受動性に基づく安定条件を用い,直流分電盤を有する宅内直流システムにおける変換器の制御法と安定化に関する検討を行った。結果,本研究で考案した制御法により,変換器が安定に動作することを実験により確認した。
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電気学会論文誌D(産業応用部門誌)
巻: 137 号: 8 ページ: 631-638
10.1541/ieejias.137.631
130005876275