研究課題/領域番号 |
16K18101
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
大平 昌敬 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (60463709)
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研究協力者 |
馬 哲旺
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アンテナ / フィルタ / フィルタリングアンテナ / ミリ波 / マイクロ波 |
研究成果の概要 |
本研究では、広帯域アンテナの設計に広帯域バンドパスフィルタの回路合成理論を導入することによって、アンテナとバンドパスフィルタを一体設計する広帯域フィルタリングアンテナ(フィルテナ)の効率的な設計法を初めて確立した。さらに、設計例として比帯域幅20%を有するマイクロストリップフィルテナを設計開発し、その試作及び測定によって設計通りの広帯域特性が達成できたことから提案法の有効性を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高速ワイヤレス通信では広帯域なアンテナが必要である。平面アンテナは製造性に優れるが、その比帯域幅は数%以下で狭帯域特性が最大の課題である。また、広帯域設計は技術者の経験と勘によるところが大きく、膨大な設計時間を要していた。本研究成果はその問題を解決する手段を提供しており、今後の利用が見込まれる準ミリ波帯・ミリ波帯の広帯域アンテナ設計技術の進展に大きく寄与するものである。
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