研究課題/領域番号 |
16K18114
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
笹山 瑛由 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (60636249)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 磁気計測 / 磁性ナノ粒子 / 磁気粒子イメージング / バイオセンシング / 逆問題 / 電磁界シミュレーション / 磁気マーカー / 磁気緩和 / 磁気抵抗効果素子 / 交流ヒステリシスループ / 保磁力 / マイクロマグネティクシミュレーション / 磁気イメージング |
研究成果の概要 |
磁気ナノ粒子を含有した磁気マーカーを体内の疾患部に蓄積させ、その位置と量を体表面から検出し可視化するイメージング技術は、新しい体内医療診断技術としてその開発が期待されている。本研究では、最初に、細胞に結合した磁気マーカーの定量的な磁気特性の評価法を開発した。次に、この結果を基に、マルチセンサ計測による計測システムの高性能化を行った。その結果、3次元的に離れて配置した磁気ナノ粒子サンプル2個を区別して位置と量を推定することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞に結合した磁気マーカーの磁気特性(磁気モーメントの大きさや周波数応答等)を実験と解析により明らかにし、定量的なモデル化を行った。このモデル化はイメージング技術の基盤となる。また、マルチセンサ計測により画像の情報量を増やし、磁気マーカーの三次元イメージングが可能であることを示し、癌などの疾患をイメージングするMPIシステムの実用可能性を示した。
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