研究課題/領域番号 |
16K18118
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
木下 基 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (00415671)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | テラヘルツ波 / 線形性・応答直線性 / 重ね合わせ法・重畳法 / 自己校正 / 計測工学 / センサ / テラヘルツ/赤外材料・素子 |
研究成果の概要 |
現在、広く用いられているテラヘルツ波分光装置はテラヘルツ波センサの線形性を基準として、サンプルの透過率や反射率を測定している。このようなテラヘルツ波の応用を支えるため、本研究ではテラヘルツ波センサの線形性自己校正システムを開発した。本システムは重ね合わせ法に基づき、テラヘルツ波信号の単純な和算に対するセンサの応答の線形性を検証する。 本研究では、独自の工夫により複数のワイヤグリッド偏光子を組み合わせることで、自己校正システムを構築した。このシステムによってテラヘルツ波パワーメータを校正し、概ね1 %以下の非線形性を得た。本結果は、テラヘルツ波の応用を支える基盤としての役割を果たす。
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