研究課題/領域番号 |
16K18123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
原 尚之 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10508386)
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研究協力者 |
飯島 一博
二瓶 泰範
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 浮体式洋上風車 / ブレードピッチ角制御 / 予見制御 / 制御工学 / ピッチ角制御 |
研究成果の概要 |
浮体式洋上風車を主な制御対象とし,特に,風速の予見情報による制御性能の改善,個別ブレードピッチ角制御系の設計,ウィンドファームの出力最大化,について研究を展開した。風速の予見情報による性能改善については,風速の予見時間と性能改善の度合いを明らかにした。また,個別ブレードピッチ角制御については,その設計方法および非線形シミュレータ・スケール模型を用い性能が向上することを確認した。ウィンドファームの出力最大化については,分散最適化の手法により,最大化を図る方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
風車の大型化に伴い,ブレードピッチ角制御の重要性は増すと思われる。現在は,PIDベースの制御法が主流であるが,今後,LIDAR(レーザーを用いた遠隔計測装置)や個別ピッチを用いた高度な制御も用いられてくると予想される。本研究の成果は,そのような高度制御系を構成するために必要な基礎的な知見を与えるものである。
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