研究課題/領域番号 |
16K18137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
古川 陽 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (60724614)
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研究協力者 |
廣瀬 壮一
斎藤 隆泰
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メタンハイドレート / 凍結した多孔質体 / 波動解析 / 境界要素法 / アンセンテッドカルマンフィルタ / 形状推定 / 面外波動 / 散乱解析 / 演算子積分法 / Hマトリクス法 / Frozen porous media / 波動 / カルマンフィルタ |
研究成果の概要 |
本研究は,メタンハイドレートを含む海底地層の波動解析手法の開発とメタンハイドレート濃縮帯の形状推定のための逆解析手法の開発を行なった.本研究では,メタンハイドレートを含む海底地層のモデル化には凍結した多孔質体(frozen porous media)を用い,海底地層に含まれるハイドレートの体積割合を明確に表現した上で解析を行った.波動解析手法には境界要素法を採用し,周波数領域と時間領域の境界要素法の開発を行なった.また,メタンハイドレート濃縮帯の形状推定においては,アンセンテッドカルマンフィルタを用いた推定手法の開発を行なった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,凍結した多孔質体の波動問題に対する順解析手法および逆解析手法の開発を行なっているが,この力学モデルに対する波動解析の研究例は世界的にも珍しく,学術的意義を有していると考えられる.さらに,凍結した多孔質体を用いることによりハイドレート堆積物の体積割合を明確に表現した上で解析を実現することができる点も,今後の探査技術の発展に貢献できる可能性を有している.
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