研究課題/領域番号 |
16K18172
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 群馬工業高等専門学校 |
研究代表者 |
鈴木 一史 群馬工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (90529041)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 信号交差点 / 交通安全 / 全赤時間 / シミュレーション / 交錯 |
研究成果の概要 |
本研究では,信号切り替わり時の交錯発生プロセスを表現可能な車両挙動モデルを構築するとともに,これらを組み込んだ交差点シミュレーションモデルを構築した.このシミュレーションモデルを用いて,交差点のコンパクト化を主とする道路構造改良と全赤時間の見直しによる交通運用の変更に伴う交差点改良シナリオを想定したケーススタディを行った.その結果,隅切り半径を縮小して停止線セットバック距離を縮小することで,PET指標の分布のばらつきが小さくなるとともに,交錯危険性の高いPET指標値の発生頻度が減少する傾向にあることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,信号切り替わり時の一連の車両挙動に及ぼす道路構造・交通運用・ドライバー心理に関する影響要因をビデオ観測データに基づき明らかにした上で,これらをモデル化している点で学術的な意義があるといえる.また,道路構造と交通運用に応じて望ましい全赤時間を設定した際の交差点の安全性を定量的に評価するための基礎的なフレームの構築を試みており,全交通事故の約6割を占める交差点での交通事故の削減に寄与する点で社会的意義が高いといえる.
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