研究課題/領域番号 |
16K18190
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
小幡 昭彦 秋田県立大学, システム科学技術学部, 助教 (30433147)
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研究協力者 |
寺本 尚史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 津波荷重 / 津波波圧 / 水理実験 / 建築構造物 / 構造物背面 / 津波波力 / 建築構造物背面 / 建築構造・材料 / 自然災害 |
研究成果の概要 |
先の2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の津波による建築物被害を受け、建物の安全についての設計ルールを定める建築構造分野では対津波設計の確立が喫緊の課題である。本研究は津波災害時に建築構造物に作用する津波の力を津波荷重として評価し、建築構造物の耐津波設計に盛り込むことを目的としている。特に、本検討では建物構造物背面に回り込む津波に着目し、津波荷重、津波波力に及ぼす影響について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、建築構造物背面に回り込む津波について水路実験を行い、津波の基本的な性状および建築構造物前面および背面における波圧の観察を行った。その結果、津波波力については、本研究で提案した建築構造物背面の波高を考慮した波力計算式が実験結果と良い対応をしている。より精度の高い耐津波設計手法の確立については、建物背面に回り込む津波の性状を把握することが必要であるといえる。この研究成果より、建築構造物の耐津波設計確立への有用な知見が得られた。
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