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木材の有炎燃焼・赤熱燃焼に関わる熱物性値の解明と燃焼シミュレーション

研究課題

研究課題/領域番号 16K18201
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 建築環境・設備
研究機関国立研究開発法人森林研究・整備機構

研究代表者

上川 大輔  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (30409651)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード木材 / 赤熱燃焼 / 熱分解 / 有風下 / 難燃処理木材 / 燃焼シミュレーション / コーンカロリーメーター / 木材の熱分解 / 火災工学 / 木材の燃焼
研究成果の概要

コーンカロリーメーターや恒温炉を用いたスギサンプルに対する加熱実験を実施し、木材内部での熱分解が発熱側であることを示した。また、熱分析により、温度ごとの各種材料(無処理スギ、薬剤処理スギ、それらの炭化物)の吸発熱性状を計測し「重量減少あたりの発熱量[W/g]」の値を検討した。さらに、コーンカロリーメーターに送風装置を組み合わせた実験装置を用い、炭化物の赤熱燃焼による発熱速度と、強制対流風速や炭化物表面温度との関係性を明らかにした。これらの実験から得られた結果を改良差分法による熱伝導解析モデルに組み込み、コーンカロリー試験や恒温炉での実験を数値計算で再現し、モデルの検証・改良を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

様々な研究機関やゼネコン等で取り組まれている、火災時の木質部材の耐火性能に関する数値解析にて、計算モデルの設置値や関数として組み込まれるべき重要な情報を与えるものであり、より正確な予測を行うために利用されることが見込まれる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 有風下の炭化物の赤熱燃焼性状に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      上川大輔
    • 学会等名
      日本木材学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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