研究課題/領域番号 |
16K18223
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
大橋 正浩 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 客員研究員 (30770763)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 住宅史 / 武家住宅 / 武士住宅 / 二階 / 御殿 / 陣屋 / 空間構成 / 二階建て / 建築史・意匠 |
研究成果の概要 |
近世武家住宅には、多くの御殿に二階の存在が確認でき、遊興や居住の場に用いたとされてきた。しかし、二階の配置や機能からみえてくる空間構成については、具体的に明らかにされてこなかった。本研究では二階が存在した将軍家、大名家、旗本などの武家住宅を対象に、文書史料から分析をおこない、二階の空間構成を明らかにした上で、近世武家住宅における二階の建築的な位置づけを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既往の武家住宅の研究では、儀礼的な行為との関係から、公的な部分について注目されることが多かった。これに対し本研究は、武家住宅の二階に注目することによって私的な部分の建築的検討を深めようとした点に学術的意義を有する。また分析の結果、武家住宅における二階の空間構成が明らかになり、武家住宅における二階の建築的位置づけを示すことができた点に社会的意義を有すると考えられる。
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