研究課題/領域番号 |
16K18248
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
渡邊 厚介 九州大学, エネルギー基盤技術国際教育研究センター, 助教 (40617007)
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研究協力者 |
大瀧 倫卓 九州大
末國 晃一郎 九州大
菅原 徹 大阪大
末松 昂一 九州大
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ナノコンポジット / 液相前駆体法 / 酸化物 / ナノ構造制御 / フォノン散乱 / 機能性複合材料 / 酸化物熱電変換材料 / 金属ナノ粒子 / 酸化亜鉛 / 複合材料 / 無機工業材料 / ナノ構造形成・制御 |
研究成果の概要 |
液相前駆体法を用いて50 nmのZnOナノ粒子上に3 nm以下のAuナノ粒子が担持したナノ粉末を合成した。このナノ粉末とAl2O3を混合したものを成型し、放電プラズマ焼結(SPS)法を用いて焼結した。Auの添加量が0.15mol%の場合、AlドープZnOマトリックス中に分散するAuナノ粒子の粒径は40 nm以下にまで低減できた。Auナノ粒子の導入はキャリア濃度の増大による導電率の向上だけではなく、適正量によりフォノン散乱の増強による全熱伝導率の低減が同時に達成された。そのため、このような金属ナノ粒子を導入したナノ複合体は新たな熱電材料の材料設計指針となることが示された。
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