研究課題/領域番号 |
16K18254
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
嶋田 雄介 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (20756572)
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研究協力者 |
波多 聰 九州大学, 総合理工学府, 教授
山本 明保 東京農工大学, 工学府, 准教授
菱沼 良光 核融合科学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 組織制御 / 超伝導材料 / 電子顕微鏡 / 多結晶材料 / 三次元観察 / 超伝導バルク材料 / 3次元観察 / 材料組織制御 |
研究成果の概要 |
超伝導材料はその特異性から、電流ロスのない送電線などの社会基盤エネルギー材料からMRIなどの医療機器材料として期待されている。そのなかでも本研究で注目した二ホウ化マグネシウム超伝導体はレアメタルフリーかつ作製も容易な材料である。しかし、超伝導特性の一つである臨界電流特性が実用において十分ではない。 本研究では、電子顕微鏡法を用いて臨界電流特性に重要な粒間組織の解析と制御を試みた。その結果、銅の添加が粒間の磁束ピニング力を高め、臨界電流特性を向上させる可能性があることを見出した。また解析技術としてFIB-SEM法により粒間の結合を妨げる不純物相や空隙の分布の三次元イメージングに成功した。
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