研究課題/領域番号 |
16K18270
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高 旭 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (80707670)
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連携研究者 |
北村 信也 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (80400422)
伊藤 豊彰 東北大学, 大学院農学研究科, 准教授 (10176349)
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研究協力者 |
柴田 浩幸 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (50250824)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 製鋼スラグ系肥料 / 水田 / 遊離酸化鉄 / 非結晶相 / 非結晶相構造 / 水溶性 |
研究成果の概要 |
現在日本の水田土壌は、pH低下、珪酸不足、遊離酸化鉄の貧化の問題に直面している。これに対して、鉄鋼生産プロセスの副産物である製鋼スラグは、CaやSiを供給できる安価な土壌改質肥料として期待されている。一方、製鋼スラグにはFeが含まれるが、水田土壌に対するFeの供給は不十分である。これに対して、CaO-SiO2-FeOx系非結晶相からFeが溶け易い現象を利用し製鋼スラグ系肥料のFe溶出能を向上させるため、非結晶相の水溶性に及ぼす組成、構造の影響を明らかにした。更に、組成、冷却条件を制御することによって、Ca、Si、Feの高い供給能を同時に持つ新規製鋼スラグ系水田土壌改良材の作製可能性を検証した。
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