研究課題/領域番号 |
16K18280
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
安川 政宏 山口大学, 大学院創成科学研究科, 助教 (20647309)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 正浸透 / 正浸透膜 / 界面重合 / 有機溶媒耐性 / 濃縮 / 非溶媒誘起相分離 / 化学工学 / 分離工学 |
研究成果の概要 |
正浸透(FO)膜法の適用先として、ゼロリキッドディスチャージ(ZLD)を志向した廃水の高濃度濃縮が挙げられる。本研究では、有機溶媒を含有する水溶性廃液をその対象とし、FO膜法による濃縮分離を検討した。得られた結果は以下のようである。①有機溶媒耐性を有するFO膜を作製した。②FO膜の分離活性層と多孔支持層のそれぞれの性能が、有機溶媒の種類および含有濃度に応じてのどのように変化するかを詳細に把握した。③系を適切に選定することにより有機溶媒含有廃液から効率的に水のみを選択的に分離することが可能であり、有機溶媒含有濃度50wt%以上もの高濃度濃縮が可能であることが明らかとなった。
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