研究課題/領域番号 |
16K18289
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
室山 広樹 京都大学, 工学研究科, 助教 (40542105)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 粒子状物質 / セリウム酸化物 / 複合酸化物 / 添加効果 / 触媒・化学プロセス / 環境触媒 |
研究成果の概要 |
粒子状物質の主成分であるカーボンの燃焼を促進するセリア系酸化物触媒について、他成分の添加効果を検討した。セリア/銅界面の触媒活性を検討するために、銅を蒸着したセリア試料上でのカーボン燃焼のその場観察を行った。その結果、界面のカーボン燃焼への寄与は明確には確認されず、これは銅成分の状態が銅添加セリア触媒中のものとは異なっていたことが要因の一つとして考えられた。高いカーボン燃焼活性を有するコバルト-ランタン添加セリア触媒ではランタン成分のセリア格子内への固溶により生じた酸素空孔を介して気相酸素の取り込みが進行し、活性点への活性酸素の供給が促進されることで反応が起こると考えられる。
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