研究課題/領域番号 |
16K18298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
戸谷 吉博 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (70582162)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 代謝フラックス / プロセス制御 / 大腸菌 / 解糖系 / メバロン酸 / 有用物質生産 / ペントースリン酸経路 / NADPH / 代謝フラックス制御 / フラックスセンサー / 解糖系フラックス / 呼吸鎖フラックス / 物質生産 |
研究成果の概要 |
微生物発酵による有用化合物の生産においては,目的物質を安定に高生産することが重要であり,これを実現するには培養中の代謝状態を適切に維持することが必要である.また,細胞内の代謝情報を可視化することで,代謝状態の制御に有益な情報が得られると考えた.本研究において,解糖系やTCA回路の反応速度を可視化する蛍光タンパク質センサーを開発した.また,大腸菌によるメバロン酸の生産を例に,解糖系とペントースリン酸経路のフラックス比の制御がメバロン酸の収率に与える影響を実験的に評価した.最適なフラックス比におけるメバロン酸収率は,フラックス比を制御しなかった場合に比べて25%増加することが示された.
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