研究課題/領域番号 |
16K18316
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
畑井 啓吾 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 研究開発部門, 研究開発員 (80747808)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スラスタ / 自己着火 / ナトリウム / 水 / 金属ナトリウム / 航空宇宙工学 / 推進工学 |
研究成果の概要 |
金属ナトリウムを、融点である98℃以上に加熱して液化させ、水と反応させる方式のスラスタについての実験的研究を行った。初めに実施した衝突型インジェクタ(噴射器)の試験では、未反応のまま飛散するナトリウムが多くみられたため、ナトリウムを中心軸1点から噴射し、それを取り囲むように4方向から水を斜めに衝突させることで、気化・混合しにくい金属ナトリウムを効率的に水と反応させることを可能とした。このタイプのインジェクタを用いて、最終的にスラスタ形態での噴射に成功し、スラスタとしての実現性を実証した。
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