研究課題/領域番号 |
16K18331
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
Jiang Fei 山口大学, 大学院 創成科学研究科, 助教 (60734358)
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研究協力者 |
辻 健 九州大学, 工学研究院 地球資源システム工学部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | デジタルロック / EOR / 多孔質媒体シミュレーション / 資源開発工学 / シミュレーション工学 / 地球温暖化ガス排出削減 / 流体工学 |
研究成果の概要 |
本研究は、CO2圧入による回収率増進技術であるCO2-EOR(Enhanced Oil Recovery)や、CO2地中貯留技術における、岩石孔隙内に超臨界状態のCO2、鉱物、油及び水の複雑な流動現象を解明することを目指した。そのため、油-水-CO2三相モデルを開発し、大規模デジタルロックシミュレータを構築した。実験では時間的・コスト面から実現が困難あるいは不可能な条件下のCO2-EORシナリオを再現できた。実の岩石空隙スケールレベルでの流れ計算によって、三相浸透率を正確に推定することに成功した。原油の回収率が三相流の界面張力、粘性及び岩石の濡れ性などのパラメータへの依存性を調べた。
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