研究課題/領域番号 |
16K18345
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
千田 太詩 東北大学, 工学研究科, 講師 (30415880)
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研究協力者 |
新堀 雄一 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (90180562)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ケイ酸 / ベントナイト / 析出 / 時間スケール / 核種閉じ込め / 地層処分 / 放射性廃棄物 / 原子力 / 過飽和 / 物質移行 / 放射性廃棄物処分 / 原子力エネルギー / 長期安定緩衝バリア |
研究成果の概要 |
本研究では,核種閉じ込め性能を自己発現する緩衝バリアの提案を目的とし,放射性廃棄物処分システムに多用される粘土鉱物(ベントナイト)へのケイ酸析出挙動について実験的に調べるとともに,ケイ酸析出による核種移行経路閉塞の可能性を検討した.その結果,地下環境に想定される諸条件(pH,温度,塩濃度)において,過飽和ケイ酸がNa型化およびCa型化ベントナイト,アモルファスシリカに顕著に析出することが明らかになった.また,得られた析出速度定数を用いた流路および間隙閉塞の試算から,廃棄体による核種閉じ込め性能が保たれると仮定される1,000年以内に,ケイ酸析出が核種移行経路を有意に閉塞する可能性が示された.
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