研究課題
若手研究(B)
不均一反応と均一反応を伴う単一微粉炭チャー粒子周りの熱・物質移動解析を実施した.その結果,均一反応を考慮することでチャーの消費速度が増加することがわかった.これは粒子近傍で生じるCO酸化反応により酸素が消費されることでChar-O2酸化反応が抑制されるものの,CO2が生成し,高温場が形成されることでChar-CO2ガス化反応が促進されるためである.さらに,種々のチャー粒子径,ガスの温度と組成に対して解析した結果を用いて,三次元微粉炭燃焼シミュレーションでは考慮することができない粒子近傍で生じる均一反応の影響を考慮した酸化反応とガス化反応を含む正味チャーの消費速度を推算可能なモデルを開発した.
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件)
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