研究課題
若手研究(B)
本研究では、染色体高次構造を制御するコヒーシンが中枢神経回路形成、正常な脳機能の発現に必要であることを明らかにした。コヒーシンの機能が低下したマウスの大脳皮質では、成熟スパインの密度やシナプス数が低下し、不安様行動が亢進することがわかった。コヒーシン機能低下により染色体動態制御、遺伝子転写調節が破綻した結果、中枢神経回路形成に異常をきたし、不安様行動が亢進することが示唆された。
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J. Exp. Med.
巻: 印刷中 号: 5 ページ: 1431-1452
10.1084/jem.20161517