研究課題
若手研究(B)
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)は異常型プリオンタンパク質が中枢神経系に蓄積することで神経細胞変性を起こす致死性疾患である。感染リスクを正しく認識するために、体内のプリオン分布を明らかにすることは重要である。孤発性CJD患者より採取された脳、脾臓、腎臓、肝臓および肺組織中のアミロイド形成活性をRT-QUIC法によって検出し、50% Seeding Doseを算出した。非中枢神経系組織においてもシード活性が10-5-10-7/g tissueの範囲で検出された。中枢神経系だけでなく体内に感染性プリオンが広く分布している可能性が示唆された。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
EBioMedicine.
巻: 12 ページ: 150-155
10.1016/j.ebiom.2016.08.033
120006987618