研究課題/領域番号 |
16K18388
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
森澤 陽介 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (50772167)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アストロサイト / 貪食 / ABCA1 / リモデリング / 脳梗塞 / 神経障害性疼痛 / グリア / コレステロール / 痛み / 可塑性 |
研究成果の概要 |
病態時の神経回路再編において、アストロサイトによる貪食を介した不要神経回路、不要物質の除去が起きているのか、またその機能的役割を検証することを目的とした。その結果、病態時のアストロサイト貪食にABCA1貪食経路が重要であることをin vivoレベルで明らかにし、さらには、本分子のアストロサイト特異的欠損マウスが、病的な神経回路再編によって生じると考えられている神経障害性疼痛を発症しないことを見出した。アストロサイトによる貪食が、傷害後の脳内環境の整備だけでなく機能的神経回路網の再編成に積極的に参画している可能性が示唆された。
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