研究課題/領域番号 |
16K18395
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
松久 幸司 広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 寄附講座助教 (60735299)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 小胞体ストレス / 神経変性疾患 / 神経化学・神経薬理学 / BBF2H7 |
研究成果の概要 |
小胞体の機能異常(小胞体ストレス)が神経変性疾患などの発症や病態形成と密接に関わっている。しかしながら両者を繋ぐ分子機構は未だ不明である。本研究課題では小胞体ストレスセンサーであるATF6やOASISファミリー分子が小胞体ストレス依存的に切断を受ける際に産生される小ペプチド断片(小胞体マイクロフラグメント)を見出した。この小胞体マイクロフラグメントは高い疎水性を有し凝集して線維構造を形成する。またアルツハイマー病の原因分子であるアミロイドβの線維形成を加速することが分かった。以上、小胞体マイクロフラグメントが小胞体ストレスと神経変性疾患の発症および病態形成を繋ぐ分子である可能性が示唆された。
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