研究課題/領域番号 |
16K18396
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
後藤 仁志 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20462202)
|
連携研究者 |
小野 勝彦 京都府立医科大学, 大学院 医学研究科・神経発生生物学, 教授 (30152523)
野村 真 京都府立医科大学, 大学院 医学研究科・神経発生生物学, 准教授 (10323007)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 神経発生 / 大脳皮質 / 発生 / エネルギー代謝 / グリコーゲン / グリコーゲン代謝 / 神経幹細胞 / 神経 / 細胞内代謝 / 代謝 / 終脳 |
研究成果の概要 |
グリコーゲンはグルコースより形成され、その代謝はエネルギー供給などの役割を担っていることが知られている。本研究ではグリコーゲン合成の核となるGlycogenin(Gyg)遺伝子に着目し、その機能解析によってグリコーゲン代謝の脳の発生における意義を解析した。まず、発生期の大脳皮質でGyg遺伝子の発現を調べたところ、神経幹細胞に強く発現していた。shRNA法によりその発現を阻害すると神経幹細胞の分化・移動が亢進することを見出した。また、Gyg KOマウスを作製し、大脳皮質の発生を解析したところ、同様の異常が認められた。 このことから、グリコーゲン代謝経路は大脳皮質の発生に重要であることが示唆された。
|