研究課題/領域番号 |
16K18400
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
渡邉 哲史 京都大学, 医学研究科, 助教 (80769018)
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研究協力者 |
篠原 隆司 京都大学, 大学院医学系研究科遺伝医学講座分子遺伝学分野, 教授
小倉 淳郎 理化学研究所バイオリソースセンター, 遺伝工学基盤技術室, 室長
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 精巣 / 精子幹細胞 / GS細胞 / アデノ随伴ウイルス / 遺伝子治療 / 不妊症 / 遺伝子改変 / 遺伝子導入 / 生殖細胞 / GS cells / 精子形成 |
研究成果の概要 |
アデノ随伴ウイルス(Adeno-associated virus:AAV)の生体精巣における標的細胞種は知られていなかった。本研究においてAAV1,9-CAG-mCherryがセルトリ細胞及び精子幹細胞を含む生殖細胞に効率よく遺伝子導入できることが分かった。また、不妊症モデルマウスの遺伝子治療実験を行うと、3か月後精子形成の回復し、顕微授精により正常な子孫が得られた。同様の結果が技術的習練の不要な精細管外導入法でも得られた。AAVによる生体内の生殖細胞への遺伝子導入法を、様々な動物種での遺伝子改変技術への応用及び遺伝性不妊症の遺伝子治療への応用にされうる技術として確立した。
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