研究課題
若手研究(B)
最近我々は、新規血管新生制御因子としてE3ユビキチンリガーゼの一つであるCUL3-KCTD複合体を発見した。本研究では、CUL3-KCTDのユビキチン化標的タンパク質を、コムギ無細胞タンパク質合成系を駆使して作成したタンパク質アレイを用いて探索した。その結果、RhoAの活性制御分子を同定することに成功した。CUL3またはKCTDを発現抑制すると、その基質の細胞内蓄量積依存的に血管新生が阻害されることがわかった。これらの結果から、CUL3-KCTDは、血管伸長過程において、RhoA活性制御を担う標的基質の分解を介して血管新生を正に制御する可能性が示唆された。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 備考 (4件) 産業財産権 (1件)
Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 499 号: 1 ページ: 17-23
10.1016/j.bbrc.2018.03.097
The Journal of Cell Biology
巻: 217 号: 3 ページ: 1015-1032
10.1083/jcb.201606055
Cancer Sci.
巻: 108 号: 2 ページ: 208-215
10.1111/cas.13133
Sci Rep.
巻: 7 号: 1 ページ: 42845-42845
10.1038/srep42845
Biolology Open
巻: 6 ページ: 1707-1719
10.1242/bio.029579
The Journal of Biochemistry
巻: 162 ページ: 237-245
10.1093/jb/mvx051
40021380486
https://www.m.ehime-u.ac.jp/school/biochem2/
https://www.m.ehime-u.ac.jp/school/surgery2/
http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/surgery2/
http://www.m.ehime-u.ac.jp/school/biochem2/