研究課題/領域番号 |
16K18422
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
刈谷 龍昇 熊本大学, エイズ学研究センター, 特任助教 (40757663)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腫瘍関連マクロファージ / がん関連線維芽細胞 / ヒト化マウス / モデルマウス / マウスモデル / 応用動物 |
研究成果の概要 |
腫瘍関連マクロファージ:TAMのモデルマウスの作製を試みた。免疫系ヒト化マウスに移植したヒト腫瘍組織内に浸潤したヒトマクロファージは極めて微量であった。そこで他の腫瘍微小環境構成細胞である線維芽細胞に着目した。ヒト線維芽細胞株を胆管がん細胞株の培養上清で培養すると、腫瘍増殖に重要なIL-6、MCP-1の産生が誘導され、これらサイトカインの産生はステロイドやp38、HSP90阻害剤により抑制されることが明らかとなった。ヒト線維芽細胞とヒト胆管がん細胞をマウスに共移植すると、腫瘍単独移植に比べ腫瘍の増殖が激しいことを明らかにしたが、この増殖促進効果はp38阻害剤で抑制することが出来なかった。
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