研究課題/領域番号 |
16K18448
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
櫻井 俊彦 山形大学, 医学部, 助教 (60534154)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 腎癌 / 線維芽細胞増殖因子受容体4 / FGFR4 / 癌 |
研究成果の概要 |
淡明型腎細胞癌遺伝子網羅解析の結果、FGFR4遺伝子コピー数の増加が特徴的であることから、FGFR4の淡明型腎細胞癌増殖における役割を調査し、新規治療標的としての可能性について検討を行った。腎癌患者臨床検体と細胞株を用いて、免疫組織化学染色、ウエスタンブロットとqRT-PCR法で、FGFR4蛋白発現量と遺伝子数の関連を認めた。siRNA法によるFGFR4ノックダウンを行い、細胞生存を評価したところ、FGFR4ノックダウンによって細胞死が誘導され、細胞内増殖因子のリン酸化阻害も認めた。選択的FGFR4阻害剤のBLU9931を用いても同様の結果が得られ、細胞死解析でもアポトーシス誘導が示唆された。
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