研究課題/領域番号 |
16K18455
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
池田 喬哉 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (00773871)
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研究協力者 |
大山 要 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (50437860)
中村 洋一 栃木県立がんセンター, 呼吸器内科, 医長 (20432974)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 肺がん / 免疫チェックポイント阻害剤 / 抗PD-1抗体 / ニボルマブ / 効果予測因子 / イムノコンプレキソーム法 / プロトコール作成 / 倫理委員会承認 / 症例集積 / 免疫複合体解析 / 効果予測因子の検出 / 症例集積開始 / 免疫療法 / 二ボルマブ |
研究成果の概要 |
症例登録は25例であった。年齢中央値は68歳、男性が19例、女性が6例であった。組織型は腺癌16例、扁平上皮癌7例、大細胞癌2例であった。病期分類はⅢ期3例、Ⅳ期19例、術後再発3例であった。喫煙歴ありは21例であった。ニボルマブ治療において25例中6例で奏効が得られ奏効率24.0%、無増悪生存期間中央値107日であった。25例についてイムノコンプレキソーム法で抗原タンパク質の解析を行った結果、奏効例6例にのみに特定の抗原タンパク質を認めた。これらの抗原タンパク質が発現している患者はニボルマブが奏効する可能性があり、これらがニボルマブの効果予測因子となる可能性が考えられた。
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