研究課題/領域番号 |
16K18470
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2018) 公益財団法人かずさDNA研究所 (2017) 総合研究大学院大学 (2016) |
研究代表者 |
FAWCETT JEFFREY 国立研究開発法人理化学研究所, 数理創造プログラム, 上級研究員 (50727394)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 集団ゲノム解析 / 遺伝的多様性 / ゲノム / 進化 |
研究成果の概要 |
生物の遺伝型と表現型の関係を明らかにすることは生物学の中心的な命題である。本研究では、ウマ数百頭の遺伝的多様性を調査し、集団ゲノム解析を行うことで、体の大きさや筋肉量などと関連のあるゲノム上の候補領域を同定した。また、遺伝病と大きく関係している近親交配が、ウマの選抜交配の過程で頻繁に起こっており、現在の遺伝的組成に大きな影響を及ぼしていることを明らかにした。一方で、生物の進化において非常に重要である反復配列の進化モデルを提唱した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生物の遺伝的多様性がどんなプロセスで形成されているかを知ることは生物学における重要な問いである。本研究では選抜交配と近親交配が継続的に行われている中で遺伝的多様性やゲノムの組成がどう変化していくか、さらにそういった条件下の生物種においてどのようにして有用な形質と関連しているゲノム領域を同定すればいいのかについて、重要な知見を得ることができた。
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