研究課題/領域番号 |
16K18520
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
藤平 陽彦 順天堂大学, 医学部, 特任研究員 (50721057)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Ngly1 / ENGase / ubiquitin-proteasome / autophagy / 糖鎖脱離酵素 / PNGase / ERAD / Autophagy / ユビキチン・プロテアソーム / オートファジー |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞質での糖鎖脱離を担う酵素、Ngly1とENGaseの哺乳動物における未知の生理機能の解明に取り組んだ。そのためにNgly1、ENGase遺伝子欠損マウスの解析を行い、ENGaseの欠損は特に異常を示さない一方で、Ngly1の欠損が様々な異常(心臓、造血、筋肉、神経、体重など)を引き起こすことを明らかにした。さらに、それらの異常はENGaseの追加欠損により、回避可能な異常と回避不可能な異常に分かれることも明らかとした。ENGase非依存的なNgly1欠損による異常には、最近報告された内容を元に検証を行った結果、転写因子Nrf1の機能が関与している可能性が高いことが確認された。
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