研究課題/領域番号 |
16K18530
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 都城工業高等専門学校 |
研究代表者 |
野口 太郎 都城工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90615866)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アクチン / 構造 / FRET / 分子構造 / メカノセンサー |
研究成果の概要 |
アクチン分子は様々な構造状態を取り、このことが細胞運動や細胞分裂など様々な細胞機能に重要であると考えられる。アクチンの構造変化は力によっても引き起こされることが示唆されている。つまり、アクチンの分子構造はメカノセンサーとして機能する可能性がある。しかし、細胞内において、アクチンフィラメントの力による構造変化は確認されていない。本研究ではアクチンの分子構造を検出可能なFRETアクチンを細胞内に導入し、ガラスニードルによって力刺激を与えた。その結果、細胞の押された領域のFRET強度が増加することが確認された。この結果は機械的刺激により細胞内のアクチン分子構造が変化することを示している。
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