研究課題/領域番号 |
16K18534
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 富山県薬事総合研究開発センター (2019) 山形大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
小島 理恵子 富山県薬事総合研究開発センター, その他部局等, 主任研究員 (60769652)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | オルガネラコンタクト / ERMES / 脂質輸送 / リン脂質 / ミトコンドリア / オルガネラコンタクトサイト |
研究成果の概要 |
細胞の中には,核や小胞体など,膜で囲まれた様々な機能をもつオルガネラが存在しています。近年,異なるオルガネラ同士が物理的に結合し,オルガネラコンタクトサイトを形成することが明らかになってきましたが,オルガネラコンタクトの機能には不明な点が多く残っています。本研究では,ミトコンドリアと小胞体を物理的に結合させるERMES複合体に着目し,ERMES複合体がミトコンドリアと小胞体の間で脂質を輸送する役割をもつことや,ERMES複合体の機能が脂質の不飽和度と関わっていることなどを見出しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミトコンドリアと小胞体間のオルガネラコンタクトは,神経変性疾患等の病気とも深く関わっていることが知られているため,オルガネラコンタクトの機能の理解を深めることは,これらの病気のメカニズム解明や将来的な治療へと結びつく可能性があり,重要な研究であると考えられます。
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