研究課題/領域番号 |
16K18548
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹内 未紀 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 研究員 (60625127)
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研究協力者 |
伊藤 翼 名古屋大学
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経発生 / 神経分化 / 神経回路形成 / 転写因子 / 下オリーブ核 / ゼブラフィッシュ / 変異体 / 小脳 / 下オリーブ核ニューロン / gsx2 / ptf1a |
研究成果の概要 |
下オリーブ核ニューロン前駆細胞に発現するGsx2、Ptf1aに着目し、ゼブラフィッシュ変異体を用いて、軸索投射を制御する分子機構の解明を目指した。Gsx2、Ptf1a各々の変異体では、下オリーブ核ニューロンの数が減少することがわかった。その際、Ptf1aは、下オリーブ核ニューロン、プルキンエ細胞、crest細胞のような後脳ニューロンの分化に共通に必要な因子として働く一方で、Gsx2は、下オリーブ核が分化する第7菱脳節のパターン形成にかかわるレチノイン酸シグナルによって誘導され、下オリーブ核ニューロンの細胞運命を方向づけることで、下オリーブ核ニューロンの分化を制御することを見出した。
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