研究課題/領域番号 |
16K18553
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
伊藤 尚文 熊本大学, 大学院先導機構, 特定事業教員 (60732716)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 細胞初期化 / 微生物 / リボソーム / 進化 / 初期発生 |
研究成果の概要 |
申請者らは乳酸菌を細胞に取り込ませると、細胞が多分化能をもつ細胞になることを発表した(Ohta et al., PLOS ONE 2012)。本申請では乳酸菌内の多分化能誘導物質を探索した。乳酸菌抽出液を精製し、高濃度の多分化能誘導物質含有分画を得た。分画をLC-MS/MS分析し、多分化能誘導分子はリボソームであることが判明した。枯草菌や酵母など、乳酸菌以外の生物から抽出したリボソームも多分化能誘導活性を持っていた。リボソーム誘導多能性細胞は三胚葉由来の細胞に分化できるが、細胞塊自体は増殖が停止した状態であった。(Ito et al., Scientific Reports. 2018)
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