研究課題/領域番号 |
16K18589
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
天野 孝紀 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 特任研究員 (20419849)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 遺伝子発現 / エンハンサー / マウス / 染色体動態 / ゲノム / 遺伝子発現制御 / インシュレーター / 形態形成 |
研究成果の概要 |
ゲノムは、エンハンサーとプロモーターが密に相互作用するTADという小区画を形成し、遺伝子発現を組織化している。本研究は、Shh遺伝子が存在するTADをモデルとし、エンハンサーが対象遺伝子と適切に相互作用するメカニズムを明らかにする目的で行った。 Shhと同じTADに含まれるLmbr1遺伝子のプロモーター周辺60 kbを欠失させたところ、そのノックアウトマウスは指の形態異常を示した。このマウスでは、Shhの発現低下と周辺の別遺伝子であるMnx1の発現上昇が同時に起きており、この欠失領域がTADの組織化に関与し、近隣遺伝子の発現を正にも負にも制御する新規シス因子を含むことが明らかになった。
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