研究課題/領域番号 |
16K18609
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
藤谷 拓嗣 早稲田大学, ナノ・ライフ創新研究機構, 次席研究員(研究院講師) (50708617)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アンモニア酸化 / 亜硝酸酸化 / 分離培養 / ゲノム / 代謝物 / セルソーター / バイオリアクター / 亜硝酸酸化細菌 / 硝化 / Nitrotoga / Nitrospira / Nitrobacter / 土壌 / 有機物 / 海水 / 微生物生態 / 系統 / 多様性 / 窒素循環 |
研究成果の概要 |
硝化は,アンモニア酸化菌と亜硝酸酸化菌によって反応する,窒素循環の一部である。硝化細菌は,実験室で分離培養することが難しく,その生理生態は不明な点が多い。そこで本研究では,硝化細菌を対象とした分離培養技術を開発し,新規な硝化細菌を獲得することを目的とした。さらに,獲得した硝化細菌を特徴付けし,生理学的性質・ゲノム特性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発された分離培養技術は,工学的な培養技術と分光技術をベースとした独創的な手法である。本手法は,硝化細菌をはじめとする環境微生物全般に広く一般化できるポテンシャルを持っている。また,本研究によって,系統学的に新規な硝化細菌を特徴付けることができた。硝化細菌の生理生態を明らかにすることで,過剰な窒素化合物の流出や温室効果ガスの抑制など環境問題の解決に向け,微生物学的知見を拡充することができた。
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